研究課題/領域番号 |
17K19993
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田中 文英 筑波大学, システム情報系, 准教授 (50512787)
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研究協力者 |
開 一夫
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | ソーシャルロボティクス / 知能ロボティクス |
研究成果の概要 |
ソーシャルロボットの研究開発が世界中で加速している中、ユーザの心理的安心感に着目した技術研究は、物理的安全性などのトピックと比べて依然少数である。本研究では、まず、ロボット技術を活用した安心感に関する探索実験を行った。続いて、そこで抽出された要求事項を検討し、体表温度の可変性に着目した技術開発を行った。その他、フェーディング技術や芳香提示に関する、当初研究計画には無かった新たな開発にも着手した。これらの成果は当該分野の主要国際会議にて複数の査読あり論文として発表されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ロボットが社会に普及していくに際して、ロボットの物理的安全性に加えて、人間に与える心理的安心感は重要な研究テーマである。これまで後者は主に心理学研究がなされてきているが、技術的な成果を与える研究は限られていた。本研究は、人間に安心感を与えるロボット技術を、親子の関わり合いから着想を得て提示している。これらは研究分野においても未だ萌芽期にあるため、今後研究分野が発展していくための技術的方向性を複数報告した。
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