| 研究課題/領域番号 |
17K20003
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| 研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
人間情報学およびその関連分野
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| 研究機関 | 名古屋工業大学 |
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研究代表者 |
田中 由浩 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90432286)
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| 研究分担者 |
臼田 信光 藤田医科大学, 医学部, 教授 (30135123)
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| 研究協力者 |
大竹 義人
深澤 元晶
福本 学
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| 研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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| キーワード | 皮下組織 / 膠原繊維 / 触覚センサ / 振動 / パチニ小体 / 皮膚 / マイクロCT / 脂肪 / 触覚 / ロボティクス / センサ / 機械力学・制御 |
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| 研究成果の概要 |
本研究では，皮下組織の内部構造に着目し，その力学的原理の解明と柔軟で高感度な触覚センサの開発を目的とした．サル指標本に対して，ヨード染色とマイクロCTを用いることで，従来では困難であった皮下組織の3次元構造を捉えることに成功し，脂肪組織の分布の傾向を明らかにし，皮膚の非線形性への寄与を示唆した．また，膠原線維が真皮から末節骨に向かって分布している傾向を基に，線維内蔵柔軟触覚センサを開発し，深部まで振動刺激が伝わり検出しやすくなることを示した．
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚は触覚においてメカニカルな情報処理の役割を担っている．本研究では，皮下組織の持つ力学的原理を，内部構造の3次元観察と触覚センサの開発を通じて明らかにした．これは，高感度かつ柔軟な触覚センサや，操作性や安全性をもたらす人工皮膚に応用でき，人との親和性を必要とするロボットや義手，装着型のアシストデバイスなどに活用が期待できる．さらに，皮膚内部の力学的応答をシミュレートするモデルにも応用でき，触覚の知覚メカニズムの基礎研究にも貢献する．
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