研究課題/領域番号 |
17K20007
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
陶山 史朗 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (70457331)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 3D表示 / DFD表示 / アーク3D表示 / 両眼間隔 / 遠距離観察 / 遠距離3D表示装置 / Edge-based DFD表示 / Non-overlapped DFD表示 / バーチャルリアリティ / ヒューマンインタフェース / Arc 3D表示 / 遠距離3D表示 |
研究成果の概要 |
スタジアム規模において,遠距離3D表示を,裸眼で実現できることが,極めて大きなインパクトを有することは論を待たない.しかし,従来までは,両眼に画像を分けて提示する必要から両眼間隔が大きな制約となり,遠距離観察になると提示すべき画像の数が桁違いに膨大になるため,裸眼でこれを実現することは,実質上困難となっていた. 本研究では,この両眼間隔の制約に顕わには捉われないEdge-based DFD表示とNon-overlapped DFD表示を用い,かつエッジ部分のぼかしなどの画期的な手法を用いて,遠距離観察時でも,両眼間隔の制約に捉われない広い視域を,薄型構成で実現できる見通しを得ることに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大規模な空間で,遠距離3D表示を,裸眼で実現できることは,極めて大きなインパクトを与えることができるため,大きな社会的意義を有すると考える.本研究では,両眼間隔の制約に顕わには捉われないEdge-based DFD表示とNon-overlapped DFD表示を用い,かつエッジ部分のぼかしなどの斬新な手法を用いて,遠距離観察時でも,両眼間隔の制約に捉われない広い視域を,薄型構成で実現できる見通しを得ることに成功した. これにより,これまでは,非常に多くの画像を必要とするため,実際には実現が難しかった遠距離観察時においても,3D表示を提供できる可能性を拓いたことにこの研究の意義があると考える.
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