研究課題/領域番号 |
17K20028
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用情報学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 理史 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30205918)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | テキスト生成 / 日本語生成 / 自然言語処理 / 発話表現辞書 / 発話生成 / ブロックモデル / 日本語 |
研究成果の概要 |
日本語の文章を合成するためのツールキットとして、HaoriBricksを設計・実装した。HaoriBricksは、約1100種類の基本ブロックから構成されており、ユーザーは、それらをどのように組み合わせるかを指定する。指定されたブロックの組み合わせは内部的に保持され、表層化命令によって文の内部構造を経由して最終的に表層文字列に変換される。複数のブロックから構成されるマクロブロックも、基本ブロックと同じように使用できるため、それぞれの応用に対して、ツールの拡張が可能である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語の文を合成するためのソフトウェアツールは、これまで存在しなかった。ツールの基盤となる文法体系を定義するとともに、実際に使用に耐えうるツールを実装した点に、本研究の学術的意義がある。潜在的には、文章の自動合成の応用範囲は広い。本研究の社会的意義は、その実現可能性を示した点にある。プログラムによる小説の自動生成の実現は、その一つの応用例である。
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