• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

アマミノクロウサギの無限分裂細胞とゲノムの解明、生きる化石のゲノムの特徴は?

研究課題

研究課題/領域番号 17K20055
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 環境保全対策およびその関連分野
研究機関岩手大学

研究代表者

福田 智一  岩手大学, 理工学部, 教授 (40321640)

研究分担者 村山 美穂  京都大学, 野生動物研究センター, 教授 (60293552)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
キーワード生物多様性 / 絶滅危惧種 / 培養細胞 / アマミノクロウサギ / 細胞 / 無限分裂 / 細胞保存 / ゲノム / ゲノム構造 / 無限分裂細胞
研究成果の概要

アマミノクロウサギは我が国の特別天然記念物である。本研究ではゲノム構造を決定し、アジアに生息した古代ウサギの特徴を明らかにすることを目的とした。ロードキルされた死体から筋肉組織を得た。細胞の形態から筋肉由来の初代培養細胞を得た。PCR法を用いて導入遺伝子の検出を行なった。変異型CDK4、サイクリンD1、TERT遺伝子の導入が行われたことが判明した。ウェスタンブロットにてタンパク質を発現していることが判明した。連続継代実験を行なったところ、野生型は最大でPD値で40で分裂を停止した。K4DおよびK4DT細胞は分裂回数でおおよそ90ほどに達した。アマミノクロウサギ由来の細胞は無限分裂に成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

絶滅危惧種であり、我が国の特別天然記念物であるアマミノクロウサギから無限分裂細胞の樹立に成功した。我々の樹立に成功したアマミノクロウサギ由来の細胞は無限分裂し、元の初代培養細胞の性質をある程度保持していると考えられた。

報告書

(4件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-07-21   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi