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ヘリウムフリーMRIのためのマグネット内蔵型安定化電源の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K20106
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 人間医工学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

福山 秀直  京都大学, 充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成リーディング大学院, 特任教授 (90181297)

研究分担者 浦山 慎一  京都大学, 充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成リーディング大学院, 特定助教 (10270729)
上野 智弘  京都大学, 医学研究科, 助教 (10379034)
鈴木 崇士  京都大学, 充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成リーディング大学院, 特定助教 (10572224)
松原 明  京都大学, 理学研究科, 准教授 (00229519)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
キーワードMRI / 高温超伝導 / ヘリウムフリーMRI / 安定化電源 / 高温超伝導マグネット / ヘリウムフリーマグネット / 超安定化電源
研究成果の概要

天然資源であるヘリウムを100%輸入に依存する日本において、超伝導マグネットの冷却に液体ヘリウムを用いないヘリウムフリーMRIは、近い将来の実現を目指すべき重要な研究課題の対象である。しかし現在そのマグネットに必要な超安定化直流電源は、高価で低効率な上にマグネット事故のリスクを増大させているため、本研究では、極低温、超高真空、超高磁場のマグネット内に設置可能な電源の実現可能性に関して、基礎実験を通して検討した。その結果、その厳しい環境下でも液体窒素温度であれば動作する素子は多くあり、解決すべき課題は多々あるものの、可能性は充分にあるとの結果を得た。

研究成果の学術的意義や社会的意義

天然ガスの副産物として20世紀初頭から生産・貯蓄されてきたヘリウムは、シェールガスの台頭と共に生産量は低下する一方で需要は大きく伸び、近年、世界的な急激な価格上昇と供給不足の問題が起きており、100%を輸入に頼る日本では特に大きな問題となっている。今や臨床上必須であるMRI装置が大量の液体ヘリウムを必要とすることを考えると、日本がその技術を誇る高温超伝導線材などを用いたヘリウムフリーMRIの開発、また、本研究で目指すマグネット内電源開発の意義は、学術的にも社会的にも非常に大きい。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-03-11  

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