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模擬微小重力環境下での革新的細胞挙動観察技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K20107
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 人間医工学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

境 慎司  大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20359938)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
キーワード宇宙空間 / 細胞 / 微少重力 / 宇宙 / マイクロカプセル / 細胞培養 / 再生医療 / 宇宙科学
研究成果の概要

宇宙空間での生活が人類に与える影響を予測するには、地球上で個々の細胞について模擬微小重力環境下にてその挙動を観察するための技術の開発が不可欠である。このため本研究課題では、そのための要素技術の開発に取り組んだ。具体的には、細胞の生存に影響を与えないような微小な空間に閉じ込め、また模擬微小重力環境発生装置上で細胞の連続撮影を行うシステムの開発を行った。その結果、ガラス基板上に細胞の増殖可能なドーム状の空間を構築するための方法の開発に成功するとともに、さまざまな材料からそのドーム状空間を作製することに成功した。また、顕微鏡レンズを搭載した無線撮影システムの構築にも成功することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今後、人類の宇宙へのさらなる進出は間違いないところであり、宇宙空間で人類がどのような影響を受けるのかを明らかにしておくことは、社会的な興味・関心も高く、そのような技術の確立に対する社会的な要請も強い。本研究では、そのための要素技術を開発することに成功した。この研究成果は、これまでの技術では極めて困難であった、模擬微小重力環境下での細胞を使ったさまざまな検討に利用可能であると考えられる。このため学術的意義も高い。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2020-03-30  

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