研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
本研究を通じて研究代表者と共同研究者らは、平壌とソウルの都市史を、日本植民地支配の過去や東西両陣営からの国際援助、そして韓国・北朝鮮のそれぞれのナショナリズムなどと連関させてより深く理解することができたとともに、そこを足場に多くの学術論文や研究発表を行うことができた。また、それを通じて、日本・韓国・北朝鮮を主眼に据えた東アジア都市・建築史研究の共同研究基盤を、代表者を中心に作ることができた。
本研究において政治・思想的な視点で語られがちであった平壌の歴史を東アジアに開き、国際関係の下で立体的に理解するための学術的貢献を行うことができた。特に日本植民地支配との関係や冷戦下の国際関係、そして韓国・北朝鮮関係のなかでソウルや平壌の歴史の理解を進めたことで、広い意味で日韓朝を議論するために必要な学術知やそのプラットフォームの構築に寄与することができた。また、本研究で培った共同研究ネットワークを足場にして、その成果を他の研究者や学生などに還元していくことで、研究の社会的意義もまた獲得できた。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 2件、 招待講演 4件) 学会・シンポジウム開催 (2件)
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