研究課題/領域番号 |
17KK0025
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
金子 守恵 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 准教授 (10402752)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | アフリカ / ジェンダー / 在来知 / 技法 / 生業 / ものつくり / エチオピア / もの / 社会変容 / 技術 / 比較 / 実践 / 身体 / 実践的創造知 / マテリアリティ / 比較研究 |
研究成果の概要 |
本共同研究は、市場経済化や社会変容に直面するエチオピア西南部に暮らす人びとが、新たな生業活動を創りだす営みを、ジェンダーの違いによって生成する実践的な知に注目しながら、描き出した。事例を比較検討し、これらをアフリカ的な発展につながる社会の潜在力の一端として最定位した。日本人やエチオピア人若手研究者、エチオピアの地方大学研究者とも研究集会を実施し、今後の調査研究につながる学術ネットワークを形成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
長期的な継続調査を基盤にしてエチオピアにおける生業活動の新たな試みをジェンダーを基盤にした知に留意して分析検討した成果は、人々の経験や実践に基づいた在来の知に立脚して、地域で生じる事象を学際的に深く理解するという点において学術的な意義がある。近年劇的な変化がすすむアフリカにおいて、ジェンダーを基盤にして生じる知の違いが人々の生業活動に積極的に作用する事例を提示した点に社会的な意義がある。
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