研究課題/領域番号 |
17KK0046
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
田中 伸 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70508465)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 社会科教育 / シティズンシップ教育 / カルチュラル ・スタディーズ / 社会問題学習 / コミュニケーション理論 / 教育方法論 / 子どもの思考過程 / コミュニケーション |
研究成果の概要 |
第1は、本研究は、リーズ・ベケット大学(及び提携校)と岐阜大学(及び附属学校)による組織的な社会科教育研究・実践チームを発足させ、その後も実践及び検証を通して両者の継続的な国際共同研究体制を構築できたことである。 第2は、英国に長期滞在(12ヶ月)し、研究者のネットワークを構築することが出来たことである。今回、予定していた提携校以外にも5つの初等中等学校と連携を取り、学校教員との協同研究を進めることが出来た。 第3は、具体的な研究内容である。コミュニケーション理論に基づく以下の社会科論を開発し、それに基づいて上記に示したように複数の学校で授業を協働開発し、その成果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第1は、教育現場への貢献、すなわち新学習指導要領に対応した資質・能力の評価論の開発である。本共同研究が示す研究方法論は、子どもの対話や議論を分析・評価する指標となり、データ(日英での子どもの思考過程及びその変容)に基づいた資質・能力ベースの教育実践を、研究方法論と共に具体的に提案している。 第2は国際共同研究を基盤とした授業開発方略(研究方法論)を提案したことである。本共同研究通して、国際共同研究の一つのモデルを構築し、、子どもの思考過程の分析に基づく教科教育の研究方法論を他教科と共有するだけでなく、諸外国との国際共同研究の方略を組織として示した。
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