研究課題/領域番号 |
17KK0077
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
河上 哲 近畿大学, 経済学部, 教授 (60402674)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2022
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
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キーワード | 産業クラスター / 技術的近接性 / Product space / 経済複雑性 / ネットワーク分析 / Product Space / 知識スピルオーバー |
研究成果の概要 |
本研究は、事業所の個票データを利用し、産業集積とイノベーションとの関連を解明することを目的とする。事業所間における地理的な立地近接性だけでなく、各事業所が有する知識特性の近接性を知識のネットワーク構造として定量的に捉えながら、イノベーションの創出に寄与する事業所群の地理的な集積(産業クラスター)が、どのような地域に分布し、どのような知識特性を有する事業所群から構成されるのかを特定した。得られた分析結果を、地理情報システムを用いて地図上に描写して視覚的に捉えることにより、産業クラスターにおける事業所間の知識スピルオーバーの経路や範囲を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存の産業クラスター研究では、産業集積が地域産業の成長に寄与すること示唆する結果を示すものの、その多くが定性的なケーススタディや成功事例の紹介にとどまっていた。また、産業クラスターにおける知識スピルオーバーの具体的な経路や、イノベーションの潜在性を議論するに当たっては、クラスター内部における複雑な事業所間の知識ネットワーク構造を分析する必要があることが指摘されてきた。本研究では、生産活動に要する知識を直接的・具体的に捉えるのでなく、生産活動の結果をもとに間接的・不可知的にその類似性や洗練性を定量的に計測することを提案し、産業クラスターにおける事業所間の知識スピルオーバーの経路や範囲を分析した。
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