研究課題/領域番号 |
17KK0089
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
ブラサー ラモン 東京工業大学, 地球生命研究所, 特任准教授 (30747142)
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研究協力者 |
モジスス スティーベン University of Colorado Boulder, Geological Sciences, Professor
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研究期間 (年度) |
2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | origin of life / large impact / crater chronology / rna chemistry / bombardment / RNA chemistry / giant planet migration / crust formation / atmospheric erosion |
研究成果の概要 |
本研究では、4.4-4.3十億年前(Ga)に地球上に生命が誕生したと示した。約4.5 Gaの月形成により地球が溶融し地球上の生命が絶滅した。この破壊イベントに続く4.48 Gaのレイトベニヤイベントで地球は月サイズの天体と衝突し、地球地殻の大部分が再溶融して地殻のウラン・鉛年代をリセットした。衝突した天体の金属コアが雹として地球に降り注ぎ、水と反応して一時的に水素大気を形成し、RNAベースまたはその他の生命体を形成する還元的な環境が生まれた。水素大気は約4.2 Ga までに消滅したため、生命は約4.3 Ga に誕生したと考えられる。酸素同位体比によると、4.3 Ga には地球上に水圏があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全ての生命活動は水を必要とする。約43億年前、地球には安定的な海があった。それ以前は、表面が溶けており、生命が存在するには暑すぎる環境だった。43億年前、今日のように地球が温暖になり、生命が誕生した可能性がある。44.8億年前に地球へ大きな衝突があったことにより、水素大気が形成され、海洋の化学物質と反応することでRNAベースの生命が誕生した。
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