研究課題/領域番号 |
17KK0120
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
山田 剛治 東海大学, 工学部, 准教授 (90588831)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2020
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | Shock wave / Spectroscopy / Expansion tube / CR model / Plasma / Hypersonics / Atmospheric entry / Expansion flow / Shock tube / Precursor / Nonequilibrium / 惑星大気突入 / 非平衡熱化学過程 / 高速プラズマ流 / 衝撃波 / 分光計測 |
研究成果の概要 |
本研究は、探査機のスケールモデルを用いた地上試験を行い、探査機周りの流れ場の解明と解析モデルの高精度化を行うことを目的とする。最初に衝撃波管を用いた予備試験により、垂直衝撃波により生成された1次元的なプラズマの特性を明らかにした。 そして最終的に膨張波管を用いたくさび模型周りのプラズマ流の特性調査を実験的に行い、流れ場の数値解析モデルの検証を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の研究では、飛翔体模型を用いずに、大気突入時と同じ速度で生成した垂直衝撃波背後のプラズマ流の熱化学過程について主に衝撃波管試験により特性調査が実施されてきた。しかしながら実際の飛翔体周りの流れ場は3次元的であり、背面加熱率が数値予測と異なるという問題も指摘されている。そこで本研究で実施したくさび模型周りのプラズマ流の分光計測結果から衝撃波による圧縮と模型背面部の膨張を伴う場合の熱化学特性が解明され、探査機周り流れの解析モデルの高精度化が期待できる。また国際共同研究として実施したことで、今後は当該研究のますますの進展が期待できる。
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