研究課題/領域番号 |
17KK0122
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
山崎 智彦 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 高分子・バイオ材料研究センター, 主幹研究員 (50419264)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2023
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | ヘモゾイン / アジュバント / マラリア / ヘム無毒化蛋白質 / ヘミン / ヘム蛋白質 / ヘム / ヘム無毒化酵素 / 酵素合成 / ヘム結晶 / ヘモゾイン無毒化酵素 / 免疫活性化 / ポリマー / アジュバンド |
研究成果の概要 |
マラリア原虫は、ヘモグロビンの代謝産物としてヘモゾインを生産している。ヘモゾインは、免疫細胞を活性化する効果があることから、ワクチンにおける免疫賦活剤(アジュバント)として応用が期待されている。ウィルス感染の危険性に加えて宗教上理由から、動物由来の成分を医薬品として応用することは困難である。本研究では、動物由来の成分を用いること無く、ヘモゾインを生産することを実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ヘモゾインを酵素を用いて合成する方法を確立し、また合成したヘモゾインがワクチンの免疫賦活剤(アジュバント)として機能することを明らかとした。ワクチンの必要性やその生産が急務である状況下において、新たなワクチンアジュバントは、既存ワクチンの効果増強すること、また抗原との組合せで今までワクチンが無かった感染症の予防が可能とすることから、人々のQOL(クオリティ オブ ライフ)を高めることに貢献する。
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