研究課題/領域番号 |
17KT0043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
人工物システムの強化
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中川 博之 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (40508834)
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研究分担者 |
小林 一樹 信州大学, 学術研究院工学系, 教授 (00434895)
小形 真平 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (10589279)
土屋 達弘 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (30283740)
冨沢 哲雄 東京工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (60549707)
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研究期間 (年度) |
2017-07-18 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 人工物システム / 適応性 / 自己適応システム / ソフトウェア工学 / プログラミングフレームワーク / 超能動型CPS / ロボット / 組み込みシステム / 自己適応 / CPS |
研究成果の概要 |
本研究では,人工物システムの適応性向上を目指した.具体的には,CPS(Cyber-Physical System)のシステム体系に,実空間に作用するための作用素(本研究では各種ロボットを想定)を組み込むことを想定し,実空間に積極的に作用する超能動型CPSの構築法に関して,ソフトウェア工学,開発環境(フレームワーク),システム構築,ロボット工学の観点からの研究を進めた.本研究内の各サブテーマにより得られた成果を用いることで,超能動的CPSの容易かつ確実な構築が期待できる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人間が設計し実世界上に構築した人工物システムは,大規模・複雑化の一途を辿っており,人工物システムの適応性向上による強化はコスト低減や安全性向上の上でも必要不可欠である.本研究は,このような人工物システムの適応性向上を目指したものである.本研究で扱う適応性は,故障も含めた環境の変化に対しても従来の機能を維持することと,要求の変化に応じて機能を柔軟に更新できることの双方である.超能動型CPSで人工物システムを内包することで,実世界への自動的な作用が実現され,物理的な障害に対する自動修復や新機能への自動更新が可能となり,保守コストの軽減と人工物システムの耐用年数の飛躍的向上が期待できる.
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