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オラリティを核とする共在や共感の質の定量評価と介入応用

研究課題

研究課題/領域番号 17KT0056
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 オラリティと社会
研究機関東北大学

研究代表者

川島 隆太  東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (90250828)

研究期間 (年度) 2017-07-18 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2019年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
キーワード脳活動計測 / 背内側前頭前野 / 背外側前頭前野 / 脳領域間の脳同調 / 超小型近赤外分光装置 / コミュニケーション / 脳血流 / NIRS / 同期 / 共在や共感の質的評価 / 超小型NIRS / 脳活動同期 / ニューロ・フィードバック
研究成果の概要

超小型近赤外分光装置を用いた脳活動計測によって、集団会話中の脳活動の同調度を対面会話条件とWeb会議システムを使用したオンライン上での会話条件で比較する実験を実施した。健康な右利きの大学生および大学院生30名を被験者とし、互いに同性で面識のない5名を1組として各条件につき3組ずつグループを形成した。グループごとに指定した話題に関して5分間×6セッションの集団会話をさせた。解析の結果、オンライン会話条件と比較して対面会話条件において、共感や社会的認知に関与する背内側前頭前野および認知制御や言語思考に関与する左背外側前頭前野の脳同調度が特定の周期において有意に高い結果が得られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、オラリティの質に関わる脳活動を定量化するために超小型近赤外分光装置を用いて生活環境下における集団会話中の脳同調度を計測し、対面での会話とオンライン上での会話の違いを検証した世界で初めての研究である。本研究で得られた基礎的な知見をニューロフィードバックに応用することで、将来的にはSNSやWeb会議システムなど共在・共感・共鳴を減衰させるようなメディアを介したオラリティの質を向上させる介入法の開発へ繋がることが期待される。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2022-12-28  

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