研究課題/領域番号 |
17KT0062
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
オラリティと社会
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
土屋 慶子 横浜市立大学, 国際教養学部(教養学系), 教授 (20631823)
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研究分担者 |
中村 京太 横浜市立大学, 付属市民総合医療センター, 教授 (00287731)
冬野 美晴 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (30642681)
齊藤 剛史 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (10379654)
安部 猛 福島県立医科大学, 総合科学教育研究センター, 教授 (80621375)
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研究期間 (年度) |
2017-07-18 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | マルチモーダル分析 / ヘルスコミュニケーション / 視線解析 / 談話分析 / 語用論 / 会話分析 / VRシミュレータ / 医療コミュニケーション / 医療の質と安全 / レジリエント・ヘルスケア / 相互行為の言語学 / 依頼行為 / VR (virtual reality) / 医療レジリエンス / 共同行為 / 会話・談話分析 / マルチモーダル・コーパス / 救急医療コミュニケーション / マルチモダリティ / 視線を含むマルチモーダル・コーパス分析 / シミュレーション教育 / 応用言語学 |
研究実績の概要 |
2023年度は編集本の出版準備(Springer)と、2つの学会で研究発表を行った(International Pragmatics Association Conference 2023でのパネルセッションと第48回社会言語科学会研究大会での若手研究協力者による発表)。また昨年Bloomsburyより出版した編集本の1章を、日本語の章論文として掲載予定である。
本課題全体の実績概要としては、コロナ感染症拡大による進捗遅延のため、2017年度後半から2023年度まで7年間に及ぶプロジェクトとなった。その間に2冊の編集本(1冊は出版準備中)、7つの査読付き論文(国際誌6、国内学術誌1)、20の学会発表(国際学会11、国内学会9、招へい講演1とポスター発表6を含む)にて、研究結果を公表した。また2019年9月と2023年3月に、UK側研究協力者2名ずつを招聘し、ヘルスコミュニケーションと安全管理をテーマとした国際ワークショックを2回企画・主催した。
日英の大学病院にて、多職種の医療者から成る救急医療チームによるシミュレーション訓練のデータを、視線解析メガネ(リーダーが着用)と複数のビデオカメラ(360度カメラを含む)を用いて収録した(英国4、日本2、各18分程度)。研究分担・協力者である日英の救急医師とシミュレーションのシナリオを検討し、経験豊富なチーム・リーダーと若手のチーム・リーダーが参加するシミュレーション・データを収録した。収録した視線カメラのデータを用いて、チーム医療相互行為において、リーダーとメンバーがいかに情報を共有し、意思決定を行っているのかを問いに、依頼行為や談話フレームに注目し、発話だけでなく視線やジェスチャなどを含むマルチモーダルな要素を統合的に比較分析した。また視線の自動アノテーション・システムの開発、及びVR医療シミュレータのプロトタイプ制作を行った。
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