研究課題/領域番号 |
17KT0065
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
オラリティと社会
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
坊農 真弓 国立情報学研究所, 情報社会相関研究系, 准教授 (50418521)
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研究分担者 |
大杉 豊 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (60451704)
福島 智 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (50285079)
傳 康晴 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (70291458)
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研究期間 (年度) |
2017-07-18 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 手話言語 / 日本手話 / 触手話 / 指点字 / 相互行為 / オラリティ / 社会 / 相互行為分析 / 当事者研究 / コーパス言語学 / 手話 / 日本語 / マルチモダリティ |
研究成果の概要 |
本プロジェクト期間全体において,既存データおよび新規データのアノテーションとトランクリプト作成に注力した.その結果,文字の文化や書き言葉を持つ日本語が,対面性や共在性を核とする手話・触手話・指点字の相互行為にどのような影響を与えているのかについての理解を促進するための,数々の研究成果を生み出すに至った.主として,国外に存在があまり知られていない指点字に焦点を当て,指点字相互行為場面の分析結果を論文としてまとめた.また,研究活動のみならず,アウトリーチとして,様々な公開イベントを企画・実施し,国内外の関連研究者・関連団体関係者と意見交流する場を数多く提供することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,研究論文を発表することのみならず,国内外における本研究課題の立ち位置を明確にするために,国際ワークショップや意見交換会を多数企画実施した.各年度の主たるアウトリーチ活動は次の通りである. 平成29年度は,触手話に関連するイベントを国内で3つ開催した.平成30年度は,ストックホルム大学,モナシュ大学との共同シンポジウムを日本国内で実施し,各国のオラリティと社会についての現状をお聞きした.令和二年度は,査読付きジャーナル掲載に加え,分担者(大杉)による「盲ろう者の五感体験に関する情報・意見交換会」が実施された. これら活動は,本研究課題の学術的意義や社会的意義を明確にするものであった.
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