研究課題/領域番号 |
17KT0072
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
次世代の農資源利用
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤原 章雄 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (60292794)
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研究分担者 |
齋藤 暖生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 講師 (10450214)
森田 恵美 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (60551968)
高山 範理 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70353753)
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研究期間 (年度) |
2017-07-18 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2019年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 山中湖村 / アンケート調査 / 健康 / 統計 / 癒しの森 / 森林 / 森活で健康 / 音楽 / GIS / 散歩 / 地域社会 / 回復環境 / アクションリサーチ |
研究成果の概要 |
山中湖村の協力のもと行なったアンケートデータの分析から、山中湖村住民の森林への意識と自然環境を活用した健康づくり活動の実態について知見を得た。調査結果を受けて山中湖村福祉健康課と自然環境を生かした地域の健康づくりプロジェクト「森活で健康」に関わる実験的事業を行なった。地域の自然環境を生かした健康づくりと文化芸術活動を組み合わせた「癒しの森の朝もや音楽会」を試みることで、地域の森林を活用した活動のポテンシャルについて、実証的な知見を得た。地域の自然環境を活用した地域づくりのコンセプトの普及啓発および研究成果の社会還元のための一般書籍「東大式癒しの森のつくり方」を出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって構築した山中湖村との協働体制を基盤にし、住民意識を表すデータと,森林の現状,そして,双方をリンクする散歩活動および散歩道の住民参加による実態について継続的な調査を行い,行政と大学の連携による,地域の自然環境を活かした住民の健康づくり活動「森活で健康」によるアクションリサーチを継続する。地域研究の性格が強いため、その成果はそのまま全国へと一般化できるわけではないが、実践の過程をつまびらかにし共有することで、同分野の発展に大きく寄与する。
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