研究課題/領域番号 |
17KT0091
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
紛争研究
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
栗原 慎二 広島大学, 教育学研究科, 教授 (80363000)
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研究分担者 |
石井 眞治 比治山大学, 現代文化学部, 教授 (60112158)
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研究期間 (年度) |
2017-07-18 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 絶対的貧困 / 暴力 / 平和構築 / 愛着 / レジリエンス / キャリア / 問題焦点型対処 / 情動焦点型対処 / 多様性の受容 / ダイバーシティ / キャリア教育 / 貧困 / 問題焦点型対処方略 / 情動焦点型対処方略 / 社会的正義 / A-BPEP / 修復的正義 / ミディエーション / いじめ / 対立 |
研究成果の概要 |
本研究は,平和を構築するための教育プログラムの開発を目的として行なわれた。当初は,いじめや暴力を抑止するスキルに関連するメカニズムとその習得についての研究を計画していたが,海外視察を通じて,平和教育とは,絶対的貧困等の困難な状況下でも,肯定的人間関係を構築すること,また,そうした生き方を志向す人間を育てることが本質であると考えるようになった。研究ではこうした視点から,フィリピンの貧困地域の子どもを対象に「愛着とレジリエンス形成プログラム」と「体験型キャリア教育プログラム」の二つのプログラム開発を行なった。実践の結果,対象となった児童生徒には高い効果が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,いじめや暴力の根底にある攻撃性の問題に対して「愛着とレジリエンスの形成」プログラムと,平和志向の生き方を目指すキャリア教育プログラムの二つのプログラムを開発した。これらのプログラムは,英語とタガログ語に翻訳中であり,無償でフィリピンに提供する予定である。また,研究で得られたエッセンスは,いじめや暴力行為の問題に悩む日本の学校にも活用できるものであり,今後,日本版プログラムとして活用していく。
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