研究課題/領域番号 |
17KT0121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
グローバル・スタディーズ
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研究機関 | 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 |
研究代表者 |
チェン ファンティン 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター法・制度研究グループ, 研究員 (50735371)
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研究分担者 |
大塚 健司 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター環境・資源研究グループ, 研究グループ長 (20450489)
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研究期間 (年度) |
2018-02-28 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | グローバル・ガバナンス / 安全保障学 / 気候変動 / 災害 / 新型コロナウイルス感染症 / 食品安全 / 米中関係 / 脱炭素 / 災害対応 / 国際政治 / 人間の安全保障 / リスク評価・管理 / 感染症 / グローバル・イッシュー / グローバル・イシュー |
研究成果の概要 |
本研究は、「気候変動」、「災害」、「食品安全」、「伝染病」という四つの事例を通じ、グローバル・イシュー安全保障論の分析枠組みを構築し、従来の安全保障学的な観点に立ちながら多分野 ・多視点な学際的分析を実施した。リスクの主体と客体の関連性を領域横断的に明確化することで一定の研究成果を挙げた。 具体的に、気候変動・脱炭素、再生可能エネルギーへのトランジション、災害対応、新型コロナウイルス感染症対策などに関する文献レビューと事例研究を中心に調査を進めて、査読付き国際ジャーナルでの論文発表や、ウェブ公開記事の寄稿と、オンライン・セミナーでの講演を行うなど、研究成果を対外的に積極的に発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は安全保障学の視点から、国境を越えた四つの課題、すなわち気候変動・脱炭素、災害、感染症(COVID-19)と食品安全に関するリスク評価、リスク管理とガバナンスについて、代表的なケースを中心に検証した。それぞれの事例においては従来の視点、例えば戦争、大国間対立などに立ちながらも、多分野かつ学際的分析(国際関係学、環境学、経済学、社会学、サステナビリティ学など)を実施し、今まで不十分であった分析枠組への補完に貢献した。また学術論文やウェブ記事、オンラインセミナーへの登壇などを通じて研究成果を積極的に発信し、国内外の読者と視聴者との交流を経て実務的な観点も取入れ、研究成果を精緻化した。
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