研究課題/領域番号 |
17KT0133
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
オラリティと社会
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
國部 雅大 筑波大学, 体育系, 助教 (70707934)
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研究分担者 |
齊藤 まゆみ 筑波大学, 体育系, 准教授 (00223339)
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研究期間 (年度) |
2017-07-18 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 聴覚情報 / 実験系心理学 / ブラインドサッカー / 反応時間 / 音源定位 / ボールトラップ / 状況判断 / 意思決定 / 知覚 / 運動学習 / ソフトボール / 球技 / タイミング一致課題 / 社会系心理学 / 認知科学 |
研究成果の概要 |
本研究では、音や声などの聴覚情報を用いるスポーツ経験の影響について、運動心理学的観点から検討することを目的とした。その結果、ブラインドサッカー選手は晴眼サッカー選手と比較して、聴覚刺激に対する反応自体が素早いのではなく、音源定位を伴う運動課題において音源の方向を素早く判断し運動を実行していることが示された。また、ブラインドサッカー選手は、ボールを的確にトラップする際により大きな下向きの頭部回転を用いて頭部をボール方向に向けることで、より正確に音源を定位していることが示唆された。さらに、集団でボールを扱うチームスポーツにおいて、選手間の声かけが意思決定に貢献していることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの知覚と運動の関係に関する研究の多くは、視覚情報を扱ってきたが、本研究での検討を通して得られた知見は、環境の中で音や声などの聴覚情報をどのように用いて運動を遂行しているかについて、音源定位という学術的な観点から明らかにしたことにおいて意義がある。また、本研究で得られた音や声の情報をもとにした定位方略やコミュニケーションに関する知見は、身体運動の学習を効果的に行うことに貢献する可能性を含んでおり、研究成果を体育・スポーツの運動実践場面に応用できる可能性が考えられる。
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