研究課題/領域番号 |
18002013
|
研究種目 |
特別推進研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
廣川 信隆 東京大学, 大学院・医学系研究科, 特任教授 (20010085)
|
研究分担者 |
中田 隆夫 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (50218004)
金井 克光 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80214427)
野田 泰子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (50262019)
武井 陽介 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (20272487)
岡田 康志 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50272430)
|
連携研究者 |
中田 隆夫 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (50218004)
野田 泰子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (50262019)
|
研究協力者 |
金井 克光 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80214427)
武井 陽介 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (20272487)
岡田 康志 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50272430)
田中 庸介 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (90302661)
仁田 亮 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (40345038)
本間 典子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (50345039)
三木 玄方 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (10361461)
小川 覚之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 特任助教 (40436572)
矢島 孔明 東京大学, 大学院・医学系研究科, 特任研究員 (30376412)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
1,942,980千円 (直接経費: 1,494,600千円、間接経費: 448,380千円)
2010年度: 357,110千円 (直接経費: 274,700千円、間接経費: 82,410千円)
2009年度: 379,730千円 (直接経費: 292,100千円、間接経費: 87,630千円)
2008年度: 397,930千円 (直接経費: 306,100千円、間接経費: 91,830千円)
2007年度: 403,520千円 (直接経費: 310,400千円、間接経費: 93,120千円)
2006年度: 404,690千円 (直接経費: 311,300千円、間接経費: 93,390千円)
|
キーワード | 分子モーター / キネシン / 細胞内輸送 / 微小管 / モーター蛋白 / 細胞内物質輸送 / 分子細胞生物学 / 分子遺伝学 / 構造生物学 |
研究概要 |
神経細胞を始め全ての細胞機能の基盤となる細胞内輸送機構をその主役であるキネシンスーパーファミリーモーター分子群(KIFs)を中心に解明した。分子細胞生物学、分子遺伝学、構造生物学を駆使して、13種の新しいKIFsの一次構造を決定し、以下を明らかにした。KIF1A/KIF1B beta及びKIF17の解析により、KIFsは、主にアダプター蛋白質を介してカーゴ膜小器官を認識・結合し、カーゴとの乖離は、small G-proteinのGTP加水分解とモーター尾部のリン酸化がその主な機構である。輸送の方向性決定の重要な機構として、軸索微小管が、GTP tubulinに富むことが重要である。KIF4は、活動依存性の神経細胞の生死を決定する鍵分子であり、KIF26Aは、GDNF/Retシグナル伝達の抑制因子として働き、腸管神経節の発生を制御し、KIF16Bは、FGF受容体の輸送により、初期発生に必須であり、KIF17は、NMDA受容体を輸送するだけでなく、リン酸化CREBを介してKIF17,NR2B mRNAの転写,蛋白合成、NR2Aのユビキチン・プロテアゾーム系による分解を制御し、記憶・学習の重要な基盤となることと解明した。Mg^<++>ADPから水分子とMg^<++>が抜ける過程の構造を解明しATP加水分解のほとんどの過程の構造を明らかにして、モーター分子の動く機構を解明した。
|