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北東アジアにおける中世考古学学術情報ネットワークの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18024001
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関北海道大学

研究代表者

加藤 博文  北海道大学, 大学院文学研究科, 助教授 (60333580)

研究分担者 徐 光輝  龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (70278498)
HUDSON Mark  西九州大学, リハビリテーション学部, 助教授 (20284052)
福田 正宏  東京大学, 大学院人文社会科学研究科, 助手 (20431877)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード北東アジア / 情報ネットワーク / 考古学 / ポストコロニアル / 多国籍 / 中世
研究概要

本研究は、ロシア、中国、モンゴルを含む北東アジア地域各地の研究機関間をとりむすぶ情報ネットワークを構築し、汎北ユーラシア的レベルでの中世考古学情報ネットワークの構築を目指すものである。このネットワークの構築によって国家と言語を超えた歴史情報の共有のモデルを創成し、これまでの研究によって集成された人的・資料的資産をポストプロジェクト段階においてもスムーズに展開させることを目的としている。
平成18年度の研究実績
・中国側の情報開放状況が、想定以上に厳しいことが判明した。北京は比較的可能であるが、地方とくに東北地域においては様々な政治的環境も影響し、情報を自由に公開することには障害が多き事を確認できた。上記の結果、サーバーの設置は北京に所在する中国人民大学において行うことになった。
・ロシアにおいては、一方、シベリア地域は現在、盛んにガスや石油のパイプラインの建設が進んでおり、シベリア東部からサハリンにかけては、膨大な考古情報が蓄積され、やはりロシア側においても海外を含めた研究機関と連携した情報ネットワークの構築がもとめられていることが明らかとなった。
・両国を含めて、北東アジア地域の若手研究者(大学院生クラス)の交流と育成への要請が強い。北東アジア地域は言語環境が多様であり、文献の流通も十分ではない。そのため本研究において推進するような学術情報ネットワークの構築は、若手研究者の育成においても必要不可欠である。
・2006年11月11日〜13日にカナダ・カルガリー市で行なった「チャクムール」カルガリー大学考古学会第39大会で"Nation and networks : Postcolonial Archaeology in Northeast Aisa."というタイトルで発表を行った。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 図書 (2件)

  • [図書] 『北の民の人類学』「第12章「考古学文化」とエスニシティ : 極東ロシアにおける民族形成論再考」(煎本孝・山田孝子編)2007

    • 著者名/発表者名
      加藤 博文
    • 総ページ数
      340
    • 出版者
      京都大学学術出版会
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [図書] 『北東アジア交流史研究』「考古学とエスニシティ」(前川要編)2007

    • 著者名/発表者名
      加藤 博文
    • 総ページ数
      540
    • 出版者
      塙書房
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2018-03-28  

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