研究課題/領域番号 |
18032005
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小林 淳一 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (90221241)
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研究分担者 |
久保田 高明 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 講師 (60399954)
石山 玄明 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 助教 (70333622)
津田 正史 北海道大学, 大学院薬学研究院, 助教授 (10261322)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2007年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2006年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | アクチン / チューブリン / 分子標的 / 天然資源 / リード化合物 |
研究概要 |
本研究では、海洋生物、植物、微生物などの広範な天然資源を素材として、細胞骨格系において重要な役割を果たしているアクチンおよびチューブリン等を分子標的にしたスクリーニングを行うことにより、これらの蛋白質の重合・脱重合を阻害する新しい天然分子を見い出すとともに、これらの天然分子の構造活性相関を検討し、特異な重合阻害剤や脱重合阻害剤(重合促進剤)を開発する目的で研究を行った。以下に本年度の研究成果の概要を報告する。 アクチンファイバーの安定化促進作用を有する渦鞭毛藻由来マクロリド化合物アンフィジノリドHの関連化合物として、渦鞭毛藻より、アンフィジノラクトンB、アンフィジノリドB6,B7およびイリオモテオリド1aを単離、構造決定した。イリオモテオリド1aについては、human Blymphocyte DG-75 cellsに対する作用を調べた結果、アンフィジノリドHと同程度の細胞毒性を示すこと見い出した。また、強力なチューブリン脱重合阻害作用と抗癌作用を示すイチイ科植物由来め化合物・タキソールの関連化合物として、日本産イチイよりタキセゾピジンOおよびPを単離、構造決定した。今回単離、構造解析した化合物については、分子標的に対する詳細な活性評価、および各種ヒト腫瘍パネルに対するin vitro、in vivoでの活性を評価し、開発した阻害剤あるいは促準剤の新しい癌治療薬等としての可能性を検討する予定である。
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