研究課題/領域番号 |
18035005
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
庄司 多津男 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (50115581)
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研究分担者 |
津島 晴 横浜国立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90171991)
山崎 耕造 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50115648)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
2007年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2006年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | プラズマ.核融合 / アルファ粒子 / アルフベン波 / トカマク / エルゴディック層 / TAE / インピーダンス / ITER |
研究概要 |
TEXTORのDEDコイルを利用して、これに100kHz-1MHzの高周波電流を主DCまたはACのDED電流に重畳することによってトロイダル、ポロイダルモードの制御されたトロイダルアルフベン固有モード(TAE)の励起を行い、DEDコイルのインピーダンスの外部計測及び、トロイダル方向のミルノフコイルアレイによる波動磁場計測によって調べると共に、DEDコイルのDC電流による周辺プラズマの変化やDEDのDC電流によって導入されたエルゴディック磁場によるTAEの安定化を観測した。TAEモードは周辺磁場の周期境界条件で強く励起されるグローバルな固有モードであるために、DEDのDC電流で磁場がエルゴディクになると周期境界条件のミスマッチングが起こることが予想される。これは一種のquasi normal modeに近い状況で、これによってTAEが抑制される可能性が考えられる。3/1のDEDコイルの時にこれを利用して4A,100kHz-1MHzで掃引したrf電流を流してTAEを外部励起した時のMirnovコイルのスペクトルでDCのDED電流を重畳していくと周辺のエルゴディック磁場の影響で周波数が変わらずにTAEの振幅が減少していくことが観測された。この結果はTAEの制御という意味で新しい方法として期待される
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