研究課題/領域番号 |
18038049
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 静岡県立静岡がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
秋山 靖人 静岡県立静岡がんセンター(研究所), 免疫治療研究部, 部長 (70222552)
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研究期間 (年度) |
2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 1細胞蛍光検出 / 免疫細胞 / 遺伝子スクリーニング |
研究概要 |
本研究では、静岡がんセンターにおいて樹状細胞によるワクチン投与を受けた転移性メラノーマ患者よりえあれたTおよびB細胞からのがん特異的抗体、及び特異的T細胞リセプター遺伝子のスクリーニングを行なうため、1細胞レベルでの細胞分離が可能なアレイ、標的細胞の検出、1細胞からのmRNA抽出技術を開発することを目的とする。CTL細胞に関しては、HLA拘束性のMART、gp100ペプチド及びA24拘束性MAGE1、MAGE3ペプチドにそれぞれ特異的なテトラマー試薬を用いて、ペプチドの特異的なCLT lineを数種類樹立し、発言するT細胞リセプター遺伝子のクローニングに成功している。(特許出願済)。この中で、メラノーマ患者のgp100 A2ペプチドに特異的なCLT lineを使用して、CD8+/gp100 A2 tetramer+画分の細胞をsortingした。東京農工大のグループが開発したセルチップを用いて蛍光標識されたCTL細胞を1細胞レベルで検出することが可能となった。セルピッカーを使用して1個のCTL細胞を採取し、total RNAの抽出・cDNA化後、特定のTCRレパトワ特異的なプライマーおよびGAPHDプライマーを使用してPCR増幅を行なった。採取した5個のTCL細胞のうち3個で特異的なTCR遺伝子が効率的に増幅された。一方、GAPHD遺伝子は、全細胞において増幅が確認された。増幅された特異的なTCR遺伝子産物を切り出し、クローニングを施行し、最終的なgp100ペプチド特異的なTCR遺伝子配列を得ることができた。 またB細胞においてもEB virusにより不死化したB細胞株についてHLA-A24拘束性MAGE1ペプチドに特異的な細胞を同定することが可能となり、今後セルチップを用いてCTLと同様のアプローチによりペプチド特異的な抗体遺伝子のクローニングを行なう予定である。
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