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異方的超流動ヘリウム3A相における量子渦の可視化

研究課題

研究課題/領域番号 18043015
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関京都大学

研究代表者

松原 明  京都大学, 低温物質科学研究センター, 准教授 (00229519)

研究分担者 水崎 隆雄  豊田理化学研究所, 研究員 (20025448)
上野 智弘  京都大学, 医学部, 助教 (10379034)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2007年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード量子渦 / 量子流体力学 / 異方的超流体 / MRI / 低温物性
研究概要

今年度は,主にMRIの分解能の向上を行った。分解能の向上には,磁場勾配の増加が必要であるが,帯域が広がるため,測定感度の向上が必要であり,それらの改善を行い,測定を行った。磁場勾配はx,y,zの各方向とも1.7T/mを実現している。磁場勾配を増やしたためにそれに付随して,周波数帯域を制限するために試料の大きさを小さくする必要や,励起コイルの均一度の向上,励起電力の増大などが必要であった。また,パルス法を用いているために2つの異なる位相を持つ信号間のタイミング等の問題があり,それが分解能の低下の原因となっていた。さらに,低温において磁化の拡散が顕著となるため,それらの影響を調べた。大きな拡散係数のために短いパルス間間隔にしたり,90度,180度パルスの影響を減らすために位相を変えて励起したデータを用いて解析するなどの方策を用いて,データの精度を向上させるなどを行い,現時点で1μmのピクセルサイズを実現しているが,画像に様々な影があり,それらの原因を特定する必要がある。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Visualization of the phase-separated 3He-4He mixtures in 200 μm diameter tube by using MRI microscope2007

    • 著者名/発表者名
      M. Hacnlya, K. Arimura, T. Ueno, K. Fukuda, Y. Sasaki, T. Mizusaki, and A. Matsubara
    • 学会等名
      国際シンポジウム スーパークリーン物質で実現する新しい量子相の物理(PSM2007)
    • 発表場所
      長良川国際会議場
    • 年月日
      2007-10-30
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2018-03-28  

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