研究課題/領域番号 |
18046005
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
中森 義輝 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (30148598)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | イノベーション / 経験知識 / 新技術導入 / 知識表現 / デジタルアーカイブ / データベース |
研究概要 |
研究目的は、技術革新の資料収集、分析・解釈のための知識マネジメント方法論の確立と、石川県の伝統産業における技術革新問題への適用である。20世紀の技術革新経験を21世紀に伝えるためには、「どのようなデータ、情報、知識、知恵」を「どのように収集・整理・発信」すればよいか、という問題に対して、申請者がこれまで開発してきた「知識の統合と創造のためのシステム方法論」を技術革新問題に特化して一つの方法論を提案した。 18年度は石川県の伝統産業品の中から九谷焼を取り上げ技術革新のデジタルアーカイブ化を進めた。19年度はアーカイブシステムを開発し、石川県の漆器産業(山中漆器、輪島塗)における技術革新の知識基盤化を実施した。文献調査に加え、長年技術開発に取り組んできた関係者に対して詳しい聞き取り調査を実施した。彼らは何に注目して技術開発に取り組んできたか、理想や想いを詳細に語ってもらい、技術革新を起こすための知識(メタ知識)を収集・整理した。歴史的事実と関係者の想いというデータ間の関連付けを行い、分野、年代、意味などコンテクストに応じた参照が可能な知識モデルを構築した。 本年度はさらに、伝統産業における技術革新の類型化を試みた。類型化の考え方として、技術革新を強力に推進しでいるか、あるいは伝統技術を堅持しているかという縦軸と、社会に受け入れられているか否か(経済効果で計る)という横軸を考え、石川県の伝統産業に関して類型化を試みた。今後この手法を改良し、技術知識基盤化を実施している研究者と協力して全国の伝統産業のイノベーションという観点からの類型化を進める。
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