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順序付き線形型に基づく安全かつ高速な大規模データ処理の実現

研究課題

研究課題/領域番号 18049002
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関東北大学

研究代表者

小林 直樹  東北大学, 大学院情報科学研究科, 教授 (00262155)

研究分担者 住井 英二郎  東北大学, 大学院情報科学研究科, 助教授 (00333550)
研究期間 (年度) 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード順序付き線形型 / 木構造処理 / ストリーム処理 / プログラム変換 / バッファリング / XML文書型
研究概要

本研究では,順序付き線形型理論に基づき,XML文書の木構造処理プログラムを効率のよいストリーム処理プログラムに自動変換するための枠組みの確立を目指している.本年度の成果は以下のとおり.
1.XML文書の木構造処理プログラムからストリーム処理プログラムへの自動変換の枠組みの確立
前年度までに確立していた2分木データを対象とした木構造処理プログラムからストリーム処理プログラムへの枠組みを拡張し,XML文書を対象として扱えるようにした.
2.XML用ストリーム処理プログラム生成器X-Pの試作と評価
上記1の枠組みに基づき,XML文書のための木構造処理プログラムからストリーム処理プログラムへの自動変換器X-Pを試作し,評価を行った.その結果,多くの例について1の枠組みが有効であることが確認できた.一方で,いくつかの例について,(1)無駄なバッファリング命令が挿入される,(2)文書型の情報を有効利用できていない,などの問題点が見つかった.
3.バッファリングの自動挿入の改良
ストリーム処理では,入力文書を一定の順序でしかアクセスできないため,上記1の枠組みでは,必要に応じて入力文書をバッファリングするようなストリーム処理プログラムが生成される.上記2の評価実験において,本来必要のないデータまでバッファリングされてしまう例が見つかったため,改良策として,入力木を部分的にバッファリングするための命令を追加し,自動変換の枠組みの再構築を始めた.

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] XMLのためのストリーム処理プログラム生成器X-P2007

    • 著者名/発表者名
      佐藤修二, 末永幸平, 小林直樹
    • 雑誌名

      PPL2007 論文集

      ページ: 218-218

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2018-03-28  

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