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多次元・多重な地球環境データの管理と高度利用

研究課題

研究課題/領域番号 18049043
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関京都大学

研究代表者

堀之内 武  京都大学, 生存圏研究所, 助手 (50314266)

研究分担者 林 祥介  北海道大学, 理学研究院, 教授 (20180979)
城 和貴  奈良女子大学, 人間文化研究科, 教授 (90283928)
芦野 俊宏  東洋大学, 国際地域学部, 教授 (40302583)
塩谷 雅人  京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50192604)
竹広 真一  京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (30274426)
研究期間 (年度) 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワード情報システム / 地球観測 / データベース / 科学データ / 気象学 / Web / 地球科学 / メタデータ
研究概要

近年の地球観測と計算機の進展により、大気や水、環境汚染物質などのデータは爆発的に増加している。本課題は、これら「地球流体」データの情報爆発問題に対処し、専門研究者や環境対策・防災等のための利用者にむけて使いやすい形でデータを提供し、さらに手持ちデータも含めて解析可視化できるような仕組みとシステムを開発することを目的として遂行した。その結果、研究者各人や小グループのデータアーカイブ、解析、可視化から、一般向けの(解析可視化可能な形での)データ公開までをシームレスにサポートする、これまでにない新しいツールGfdnaviを成功裏に開発した。
Gfdnaviは、これまでに我々が開発してきた、オブジェクト指向言語Rubyによる地球科学データ解析可視化ライブラリ群と、包括的なWebアプリケーション開発フレームワークRuby on Railsを組み合わせて実現した。本課題では、以下の研究・開発を行い、いずれもGfdnaviに取り込む形で実用化した。
●地球科学データのメタデータの自動抽出と階層的な関係データベース化
●キーワード及び時空間情報による検索、地図を用いた検索
●数値データの解析可視化ユーザインタフェース
●解析可視化基盤ライブラリの強化
さらに、今後の展望を踏まえて、次の研究を行った。
●P2Pによるオーバレイネットワークの構築と分散ハッシュを用いた横断検索
●データから得られる知見情報をもとデータと有機的に関連づけて保存することによる知識ベース化の基礎検討
なお、Gfdnaviはhttp://www.gfd-dennou.org/arch/davis/gfdnaviにて公開している。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 地球流体データベース・解析・可視化のための新しいサーバ兼デスクトップツール Gfdnavi の開発2007

    • 著者名/発表者名
      堀之内武, 西澤誠也, 渡辺知恵美, 森川靖大, 神代剛, 石渡正樹, 林祥介, 塩谷雅人
    • 雑誌名

      電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ(DEWS2007)論文集

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 地球流体物理科学者のためのデータアーカイブサーバ構築支援ツール : Gfdnaviにおけるデータベース設計と検索インタフェースの実装2007

    • 著者名/発表者名
      柳平有美, 堀之内武, 渡辺知恵美
    • 雑誌名

      電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ(DEWS2007)論文集

    • NAID

      40015591116

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] P2Pを利用した地球流体データの横断検索・共有システムの実現に向けて2007

    • 著者名/発表者名
      佐藤麻美, 渡辺知恵美
    • 雑誌名

      電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ(DEWS2007)論文集

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2018-03-28  

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