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メタデータの創造的流通に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18049070
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

武田 英明  国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (80252831)

研究分担者 大向 一輝  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 助手 (30413925)
福原 知宏  東京大学, 人工物工学研究センター, 助手 (50436581)
研究期間 (年度) 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワード情報共有 / メタデータ / セマンティックWeb
研究概要

本研究では多様な情報の流通に対処できる柔軟性のあるメタデータを流通させる基盤を構築するための基礎的な研究を行う.メタデータは広く共有されてこそ情報流通において価値がある一方,多様なメタデータがなければ多様な情報流通に対処することができない.本研究ではメタデータの創造的流通という新しい問題を提起する.メタデータの創造的流通とは,既存のメタデータ・フォーマットに沿ったメタデータを流通するだけでなく,必要に応じて新しいメタデータ・フォーマットを追加しつつ,メタデータを流通させるというものである.
本研究ではまずメタデータ流通の基盤としてブログとRSSをもちいたメタデータ流通基盤を構築した.このシステムはRSSを拡張したBuRSTというフォーマットを用いて,論文などの書誌データをブログのエントリとして記述することができる.ここで記述された書誌データはブログのエントリにテキストとして現れるほか,ブログのメタデータとしてBuRSTに埋め込まれる.BuRSTに対応したブログリーダ等ではメタデータを直接扱えるし,そうでないブログリーダ等は普通のブログのエントリとして扱うことができる.また,ブログのアグリゲータも作成した.このアグリゲータではメタデータの検索が可能であり,また人間関係のメタデータを使って,ブログを探索して,エントリを集めることができる.
このような仕組みにより,既存の情報流通基盤と互換性のある形で,より豊富なメタデータを流通する仕組みを実現することができた.

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] SocioBiblog : Enabling Communication on Bibliography with Semantic Blogging2007

    • 著者名/発表者名
      A.Shakya, H.Takeda, V.Wuwongse, I.Ohmukai
    • 雑誌名

      Proceedings of International Conference on Weblogs and Social Media

      ページ: 297-298

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Publication Aggregation System Using Semantic Blogging, in G. Li, Y. Liang and M. Ronchetti eds2006

    • 著者名/発表者名
      A.Shakya, I.Ohmukai, H.Takeda, V.Wuwongse
    • 雑誌名

      The Semantic Web - ASWC 2006 Workshops Proceedings

      ページ: 55-62

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2018-03-28  

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