• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

膜小胞の形成制御と細胞情報伝達連関

研究課題

研究課題/領域番号 18059002
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東北大学

研究代表者

丸山 芳夫  東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00133942)

研究分担者 大佐賀 敦  東北大学, 大学院医学系研究科, 助手 (00396433)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード核小胞体膜 / パッチークランプ法 / 膵腺腺房細胞 / イオンチャネル / 膜容量 / 小胞体管腔カルシウム / パッチクランプ法 / 核膜小胞体 / 出芽機構 / Maxi-Kチャネル
研究概要

核小胞体標本を作製しそれにパッチクランプ電流測定法および膜容量測定法を適用することで、1)出芽過程を経時的に記録し、解析に附することができるような方法論を確立すること、2)小胞出芽の開始シグナルを細胞特異的な機能的側面から同定すること、3)出芽小胞の形態維持に関するイオンチャネルの役割(水・イオンバランス)をみること、の3点を目的とする。膵腺腺房細胞からのNEには以下のイオンチャネルが存在する:1)200pS Maxi-K channel,2)80pS K-channel,3)30pS cation-channel,4)7pS Cl-channel,5)300pS IP3R-channel(type 3),6)55pS cADPR or NAADP-dependent channel,等。また、Maxi-Kチャネの発現は動物の年齢(週齢)に依存している(8-9週以後に発現)。蛍光画像法により、IP3受容体の存在が示されている。NEの外側からの、IP3受容体電流を検知することは稀であり(3/90パッチ)、膵腺腺房細胞からのNEにおいては、IP3受容体の主たる存在部位はNEの内膜と思われる。いっぽう、低浸透圧液による標本の膨張現象が観察され、それは水銀イオンにより抑制され、このことは小胞体膜上の水チャネルの存在を示唆している。小胞体内腔カルシウムイオン濃度の増加は、核膜小胞体標本の膜容量を増加させる。また、膜容量のステップ状「ゆらぎ」が局所膜で観察される。小胞体のフラグメンテーションあるいは膜小胞形成との関連に興味が持たれる。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 核・小胞体膜での膜電流と膜容量変化について2007

    • 著者名/発表者名
      丸山芳夫
    • 学会等名
      第40回東北生理談話会
    • 発表場所
      東北大学医学部
    • 年月日
      2007-10-19
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2018-03-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi