研究課題/領域番号 |
18109001
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
松田 彰 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (90157313)
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研究分担者 |
原島 秀吉 北海道大学 (00183567)
南川 典昭 北海道大学 (40209820)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
108,160千円 (直接経費: 83,200千円、間接経費: 24,960千円)
2010年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2009年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2008年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2007年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2006年度: 32,760千円 (直接経費: 25,200千円、間接経費: 7,560千円)
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キーワード | ヌクレアーゼ抵抗性 / 4'-チオ核酸 / siRNA / ベクター / 薬物送達システム / ヌクレアーゼ抵抗性核酸 / 2'-O-メチル-4'-チオリポヌクレオシド / SNALP / MEND / miRNA / コレステロール / Apo-B / 2'-O-メチル-4'-チオリボヌクレオシド / 4'-チオDNA / ホタルルシフェラーゼ / Dicer / リポソーム / ゲノム創薬 / RNA干渉 / ヌクレアーゼ祇抗性核酸 / NMR / si RNA / antisense RNA / 2'-0-メチル-4'-チオリボヌクレオシド / アプタマー / RNAi / 膜透過性ペプチド / マクロピノサイトーシス / 2'-0-メチル-4'-チオリポヌクレオシド / マクロビノサイトーシス |
研究概要 |
(1)MENDに搭載したヌクレアーゼ抵抗性2'-O-methyl-4'-thioribonucleosidesを含むsiRNA(標的:ルシフェラーゼ遺伝子,apoB遺伝子)はin vitroで作用の持続が,in vivoで血中コレステロール濃度の低下が観察された。この時,副作用となる自然免疫系を賦活化しなかった。(2)ヌクレアーゼ抵抗性ベクター作製のためにPCRによりdSNTPsを取り込ませた。2種類までのdNTPsをdSNTPsに置換できたが,それ以上の置換では増幅しなかった。そこで,化学合成した4'-thioDNA(42mer)を酵素的に組み込んだルシフェラーゼ発現ベクターを構築し,NIH3T3細胞での発現を調べたところ,天然型ベクターと比較して20-40%ではあるが活性発現が見られた。(3)MEND をマトリックスメタロプロテアーゼで切断されるPEG修飾しPPD-MENDを作製した。また,pH応答性膜融合ペプチドGALAを短鎖化したshGALA-MENDを作製した。これらは,細胞内取り込みの増加,エンドソーム脱出効率の向上によりin vitroのみならずin vivoでの抗腫瘍性を増強した。
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