研究課題
基盤研究(A)
青潮の原因である堆積物からの溶存硫化物(H_2S)溶出抑制機構について研究を行い、既知の過程(酸化鉄による化学的酸化とイオウ酸化細菌による生物学的酸化)以外に、これまで全く未知の生物電気化学的過程が存在していること、そしてそのような過程が東京湾湾央部において量的に重要な役割を果たしている時季のあることを明らかにした。自然環境下において空間的に隔たっている酸化還元反応が電流により共役していることを解明した研究成果は、生物地球化学及び微生物生態学のパラダイムに対して革新的変更を迫るものである。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (25件) 備考 (2件)
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