研究課題/領域番号 |
18201018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所 |
研究代表者 |
仙場 浩一 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 主幹研究員 (50393773)
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研究分担者 |
山口 浩司 日本電信電話(株)NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 部長 (60374071)
中ノ 勇人 日本電信電話(株)NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 主任研究員 (60393774)
齋藤 志郎 日本電信電話(株)NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 主任研究員 (90393777)
角柳 孝輔 日本電信電話(株)NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 社員 (40417093)
岡本 創 日本電信電話(株)NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 研究主任 (20350465)
田中 弘隆 日本電信電話(株)NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 研究主任 (80393776)
WANG Ying-Dan 日本電信電話(株)NTT物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, リサーチアソシエイト (40451083)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)
2009年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2008年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2007年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2006年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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キーワード | 人工原子 / 微小共振器 / 超精密計測 / 量子エレクトロニクス / メゾスピック系 / メゾスコピック系 / 量子情報 / 超伝導量子ビット / ナノメカニカル共振器 / cavity QED / circuit QED / ジョセフソン量子回路 / 超伝導LC回路 / Lorentz力 |
研究概要 |
(1)メゾスコピックな超伝導人工原子を量子もつれ生成スイッチとして用い、大きさも種類も異なる2つの量子系:ジョセフソン接合中の量子二準位系(ミクロ)と超伝導伝導線路共振器中の光子状態(マクロ)の間における量子もつれ状態を生成し、その時間発展の様子を観測することに成功した。(2)人工原子系の可干渉時間内に複数回測定が可能な程高速かつ被測定系との相互作用の大きさを自由に制御可能なため、低侵襲性を併せ持つJosephson分岐増幅測定技術の開発に成功した。さらに、このJBA測定系を用いて、超伝導人工原子の重ね合わせ状態の射影測定の条件を明らかにした。(3)磁束量子ビットと強く相互作用しているマイクロ波光子系の二光子遷移の実験で見出した回路QED系のパリティ対称性の破れとその制御に関する知見を得た。((独)マイスナー研究所との共同研究)(4)Nb-SQUIDの一部に両持ち梁構造(板バネ)を組み込み、この梁構造の変位を標準量子限界の36倍に相当する約10fmという極微細な振動の検出に成功した。(Delft大との共同研究)
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