研究課題/領域番号 |
18201023
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
岡畑 惠雄 (岡畑 恵雄) 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (80038017)
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研究分担者 |
森 俊明 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 准教授 (50262308)
川崎 剛美 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60334504)
古澤 宏幸 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60345395)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
52,000千円 (直接経費: 40,000千円、間接経費: 12,000千円)
2008年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2007年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2006年度: 21,710千円 (直接経費: 16,700千円、間接経費: 5,010千円)
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キーワード | DNAのフィルム化 / DANの導電性 / DANの配向化 / EL 素子 / DNA / フィルム / 電導性 / EL素子 |
研究概要 |
本研究の目的は、DNA二重らせん鎖が電子導電性(ホール輸送能)を持つことを利用し、電子輸送能を持つカチオン性脂質とDNA配向化フィルムを作製し、色素分子(電子キャリー)をインターカレートすることにより、有機エレクトロルミネッセント(EL)素子や色素増感型太陽電池を構築することにある。 これらの目的に基づき研究を進め、3年間で以下の成果を挙げた。 1) 電子輸送能を持つカチオン性脂質の合成と探索 色素に電子を注入する時に、ジアルキル型のカチオン脂質では絶縁材として働く可能性があり、より積極的に電子を注入することを目的として、DNAとコンプレックスを形成するカチオン性脂質に電子輸送能を持つ官能基を導入し化合物を合成した。 2) EL素子の構築 ガラス基板上にITO透明電極をくし形に蒸着し、その上に色素をインターカレートしたDNA配向化フィルムをスピンコートし、フィルムの上からCa、Alを蒸着し、ITを陽極、Alを陰極としてELセルを構築した。電極間に1-2Vの電位を印加するとDNAフィルムが発光し、EL素子として働いていることを確かめた。
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