研究課題/領域番号 |
18204034
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
河野 公俊 独立行政法人理化学研究所, 河野低温物理研究室, 主任研究員 (30153480)
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研究分担者 |
秋元 彦太 独立行政法人理化学研究所, 研究技術開発・支援チーム, チームリーダー (60202545)
高橋 大輔 独立行政法人理化学研究所, 河野低温物理研究室, 協力研究員 (80415215)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
46,800千円 (直接経費: 36,000千円、間接経費: 10,800千円)
2008年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2007年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2006年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
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キーワード | 超流動 / ヘリウム3 / ヘリウム4 / テクスチャー / 2次元電子 / 2次元イオンプール / 量子渦 / 薄膜 / 超流動ヘリウム3 / 境界条件 / 2次元超流動 / 超流動薄膜 / 巨視的トンネル効果 / 回転 / ヘリウム表面上2次元電子 / 秩序パラメータ / 対称性の破れ |
研究概要 |
超流動^3He表面上2次元電子の運動によって誘起される超流動^3Heの運動のうち、準粒子素励起の運動のみが電子抵抗の原因となる。この描像を確立し、超流動秩序パラメータの表面近傍の振る舞いと準粒子の運動に関する新しい知見を得た。超流動^3He薄膜の超流動転移において既存の理論では説明のできない転移温度の減少を発見した。超流動^4He表面下のイオンの運動が誘起する流れにおいて、層流から量子渦生成状態への明瞭な転移を始めて観測し、その臨界速度について新たな知見を得た。超流動^3Heの回転実験は、なお今後の課題である。
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