研究課題/領域番号 |
18205015
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中條 善樹 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70144128)
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研究分担者 |
森崎 泰弘 京都大学, 大学院・工学研究科, 講師 (60332730)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
49,140千円 (直接経費: 37,800千円、間接経費: 11,340千円)
2008年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2007年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2006年度: 26,650千円 (直接経費: 20,500千円、間接経費: 6,150千円)
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キーワード | 有機ホウ素高分子 / 共役系高分子 / 重付加 / ヒドロボレーション重合 / 蛍光発光 / 三次非線形光学材料 / 有機EL材料 / アニオンセンサー / 有機ホウ素 / ジシアノ化合物 / ヒドロボレーション / π共役系高分子 / ハロボレーション / フェニルボレーション / アリルボレーション / アルコキシボレーション / ジイン類 / 重付加反応 / 非線形光学材料 |
研究概要 |
有機ホウ素の特性、すなわち高い反応性やルイス酸性を高分子設計に活かして、ホウ素原子を主鎖に組み込んだ新しい共役電子系の高分子を合成することに成功した。具体的には、ジエチニルベンゼンなどの芳香族ジイン類とモノアルキルボランとのヒドロボレーション重合を行うことにより、主鎖部分にフェニレンやアルケニレンなどのπ共役系とともにホウ素原子が導入された高分子を得ることができた。このような高分子はホウ素原子の空軌道がπ共役系に関与した構造となっており、これまでの共役系高分子とは異なった新しい非局在電子系の高分子として、興味深い特性を示した。例えば、強い蛍光発光や優れた三次非線形光学特性を示すことが明らかになった。
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