| 研究課題/領域番号 |
18206062
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
建築環境・設備
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
鉾井 修一 京都大学, 工学研究科, 教授 (80111938)
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| 研究分担者 |
石崎 武志 (独)東京文化財研究所, センター長 (80212877)
小椋 大輔 京都大学, 工学研究科, 助教 (60283868)
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| 研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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| 研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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| 配分額 *注記 |
23,010千円 (直接経費: 17,700千円、間接経費: 5,310千円)
2007年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2006年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
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| キーワード | 古墳壁画 / 保存 / 結露・乾燥 / カビ / 熱水分移動 / 高松塚古墳 / 保存対策 / 温湿度環境 / 石室 / 結露 |
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| 研究概要 |
本研究においては、高松塚古墳石室内部の温湿度環境を周辺地盤中の熱・水分状況とあわせて把握することによりその時間的な変化を予測し、石室壁面における結露を抑制することにより石室壁画の劣化を最大限抑えること、解体を適切に進めるために現状より安全な環境条件への移行のプロセスを設定することを目的の一つとする。更に、今後発見されるであろう同様の古墳や洞窟遺跡において、このような問題を生じさせないために、発掘時点から始まる適切な保存対策手法を確立することをもう一つの目的とする。
過去2年間に、以下の項目に関する検討を行った。
1.石室内外の環境条件とカビの状態の観測(石崎担当)
2.石室内外の温湿度、調査に伴う人の入出、カビの成長過程などの履歴調査と整理(鉾井・小椋担当)
3.石室周辺の流体解析とそれによる熱・水分伝達の予測(小椋担当)
4.外界気象条件の変動を考慮した石室内外温湿度環境の解析(小椋担当)
5.経年変化を考慮した漆喰や石などの水分特性に関する調査(小椋・鉾井担当)
6.カビの成長の観察と対応策の検討(鉾井担当)
7.空調制御システムと石室内温湿度変化履歴との関係(鉾井担当)
8.石室内におけるカビの発生部位と壁面含水率の関係(鉾井・小椋担当)
9.最終結果のまとめ(鉾井・石崎・小椋担当)
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