研究課題/領域番号 |
18206066
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
幾原 雄一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70192474)
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研究分担者 |
山本 剛久 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (20220478)
柴田 直哉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (10376501)
溝口 照康 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (70422334)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)
2008年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2007年度: 22,490千円 (直接経費: 17,300千円、間接経費: 5,190千円)
2006年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
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キーワード | ナノ物性 / 転位 / 転位構造 / バイクリスタル / 小傾角粒界 / 配列制御 / デバイス / 高分解能電子顕微鏡 / 薄膜 / セラミックス |
研究概要 |
セラミックスの優れた特性を活用した高性能でかつ新規な機能を有したデバイスを開発するために,"転位"並びに"転位偏析"を積極的に利用した全く新しいセラミックスデバイスを開発することを目的とした研究を行った.その結果,ねじり成分を高精度に制御することにより転位の配列を制御することができるということを見出した.さらに,高精度に制御された転位にドーパントを添加し,ナノ細線の作製もおこなった.その結果,これまでの10 倍量の転位ナノ細線の作成に成功した.転位ナノ細線近傍の高分解能計測から,ドーパント偏析メカニズムと機能発現メカニズムを明らかにした.本研究を通し,転位配列の制御法を確立し,高密度ナノ細線の創成指針を見出すことができた.
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