研究課題/領域番号 |
18255012
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
福代 康夫 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (10165318)
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研究分担者 |
児玉 正昭 北里大学, 水産学部, 教授 (40050588)
松岡 數充 長崎大学, 環東シナ海海洋環境資源研究センター, 教授 (00047416)
古谷 研 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30143548)
岩滝 光儀 長崎大学, 環東シナ海海洋環境資源研究センター, 助教 (50423645)
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連携研究者 |
児玉 正昭 北里大学, 水産学部, 教授 (40050588)
松岡 數充 長崎大学, 環東シナ海海洋環境資源研究センター, 教授 (00047416)
古谷 研 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30143548)
岩滝 光儀 長崎大学, 環東シナ海海洋環境資源研究センター, 助教 (50423645)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
42,380千円 (直接経費: 32,600千円、間接経費: 9,780千円)
2008年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2007年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2006年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
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キーワード | 有毒鞭毛藻 / 麻痺性貝毒 / フィリピン / 記憶喪失性貝毒 / 有毒微細藻 / ベトナム / 水産食品安全 / 有毒プランクトン / 東南アジア / 渦鞭毛藻類 / 系藻類 / 貝類毒化 / 珪藻類 |
研究概要 |
フィリピンでは麻痺性貝毒による中毒事件が、1983年以降たびたび発生してきたが、1999年以降は減少傾向にあり、原因生物Pyrodiniumbahamenseの発生量も減少していた。しかし2006年にルソン島のソルソゴン湾で中毒事件が発生し、同湾ではその後も毎年発生をみている。現在、同湾から同種の培養株作成に成功し、その毒組成および成長生理学的特性に関する実験を行っている。また、ベトナムなど東南アジア各国で、記憶喪失性貝中毒の原因となるドウモイ酸の二枚貝類への蓄積を明らかにした。本物質は、珪藻類が産生することが報告されており、東南アジアにおいて渦鞭毛藻類ばかりでなく広い視野で有毒藻類の発生と広域化機構に関して研究を進めていく必要性が明らかになった。
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