研究課題/領域番号 |
18300036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小檜山 賢二 (小桧山 賢二) 慶應義塾大学, 大学院政策・メディア研究科, 教授 (00306888)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
15,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 1,290千円)
2007年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2006年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
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キーワード | 画像処理 / コンピュータグラフィックス / Image Based Modeling / Image Based Modeling & Rerndering |
研究概要 |
「比較的小型(1センチメートル以下)なオブジェクトの高精細でフォトリアリスティックなテクスチャを有する3次元コンピュータモデルを短時間で作成可能とする」ことが、本研究の目的である。この目的を達成するための手法として、IBM&R(Image Based Modeling&Rendering)を適用する。IBM&Rにおいては、実画像を用いてコンピュータモデルを作成するため、フォトリアリスティックなテクスチャ付きモデルの生成が期待できるからである。しかしながら、小型オブジェクトを高解像度に撮影する場合、十分な被写界深度を得ることが出来ないなどの理由から、従来、IBM&Rの手法を小型のオブジェクトへ応用することは困難であった。 本研究では非共焦点光学系、共焦点光学系の2光路を有することで被写界深度に由来する諸問題を解決し、IBM&Rに則った3次元の形状計測とフォトリアリスティックなテクスチャ生成を実現するための撮影装置、および3次元コンピュータモデルの生成法について研究・開発を行った。 また研究の過程において発見した技術、「IBMRによる半透明物体の測定法、および表現法」を論文としてまとめると共に、特許の出願を行った。 さらに、本研究プロジェクトの成果によって作成されたデータをミュージアムに提供するなど、本研究成果の公開にも努めた。
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