配分額 *注記 |
5,890千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 990千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
|
研究概要 |
本研究は, 小学校から中学校への移行期における児童・生徒の算数・数学学習の質的変容を明らかにするために, 両校の教師と協働して, 数と式の領域における授業を設計し, 実際の授業データを収集し, それを「擬概念」を視点として分析を行った。その結果, 算数・数学学習の質的変容を促進する条件として, 児童・生徒が構成する「擬概念」が社会的相互作用において機能することを解明した。そして, 算数と数学の接続性を高めるための理論枠組みとして, 「擬概念」の社会的機能を基本原理とする「創発的アプローチ」を提言した。
|