研究課題/領域番号 |
18300301
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
岩崎 仁 京都工芸繊維大学, 環境科学センター, 准教授 (80135631)
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研究分担者 |
萩原 博光 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (90100932)
坂東 忠司 京都教育大学, 教育学部, 教授 (70218676)
安田 忠典 関西大学, 文学部, 准教授 (90388413)
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研究協力者 |
中瀬 喜陽 南方熊楠顕彰館, 館長
土永 浩史 和歌山県立田辺高校, 教諭
土永 知子 和歌山県立日高高校, 教諭
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
11,190千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 1,890千円)
2008年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2007年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2006年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 南方熊楠 / 科学技術史・科学思想史 / 画像記録・保存 / 生物・生態学 / 統合型データベース / 生物・生態学資料 / スキャニング / 菌類・変形菌類 / 藻類・蘚苔類 |
研究概要 |
驚異的な「博物学的知識」が南方熊楠の第一の特徴であるが、一方で彼は日本の先駆的自然保護活動家として評価されている。本研究によって、彼の自然保護活動は、熊野地方を対象とした緻密な自然生態系調査、特に1900~1904 年の那智における植物標本採集を中心としたフィールド調査を絶対的な基礎としていることが明らかとなった。さらに、この時期の植物・生態学的な研究活動が、後に形成される熊楠の思考体系全体、民俗学や宗教学的側面にまで深く影響していることがわかった。
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