研究課題/領域番号 |
18310003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 岐阜大学 (2008) 茨城大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
大塚 俊之 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 教授 (90272351)
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研究分担者 |
内田 昌男 独立行政法人国立環境研究所, 科学研究領域, 研究員 (50344289)
里村 多香美 香川大学, 農学部, 協力研究員 (00557019)
近藤 美由紀 独立行政法人国立環境研究所, 研究員 (30467211)
岸本 文紅 (莫 文紅) 独立行政法人農業環境技術研究所, 物質循環研究領域, 主任研究員 (60334033)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
15,710千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 1,410千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2006年度: 9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
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キーワード | 放射性炭素 / 土壌圏炭素 / 陸上生態系 / 炭素シンク / 炭素循環 / 高山サイト / 落葉広葉樹林 / 放射性炭素同位体 / 加速器質量分析計 / 炭素ターンオーバー / 生態系純生産量 / 炭素シーケストレーション |
研究概要 |
岐阜大学高山試験地の落葉広葉樹林において、放射性炭素(14C)を用いた土壌中有機物動態の推定を試みた。この森林では、土壌中の全炭素量は26.2kgCm-2と非常に多かった。類似した生態系であるハーバード林では全炭素量は8.0kgCm-2しかないが、Δ14C>100‰である若い炭素の蓄積量は両方の森林であまり差異がなかった。モデルから土壌炭素の回転速度を計算したところ、高山サイトでは20cm深度以下で1,700-3,700年となり土壌の比較的浅いところに回転速度の遅い炭素が大量に含まれていることが明らかとなった。
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