研究課題/領域番号 |
18310108
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
岡田 有策 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00224030)
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研究分担者 |
櫻井 彰人 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00303339)
栗田 治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40211891)
稲田 周平 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (60327715)
篠沢 佳久 慶應義塾大学, 理工学部, 助教 (80317304)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 1,470千円)
2007年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2006年度: 9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
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キーワード | 管理工学 / 都市工学 / 情報システム / ヒューマンファクター / 生産管理 / 安全管理 / ヒューマンエラー / システム・マネジメント |
研究概要 |
開放型サービス空間とは、不特定多数の人がそれぞれの目的、必要に応じて何らかのサービスを受けるために集散する空間をいう。本研究は、そのような施設・設備、さらにはそれを取り巻く環境をも含めてマネジメントしていくための特質を明らかにすることを目的とし、次のような活動を行った。 岡田は、安全上・品質管理上改善すべきことがらの対策案の選定方式を数理モデルや多変量解析の手法を援用しつつ作成し、これらの結果を様々な開放型サービス空間に適用し、その実証性を確認した。また、開放型空間におけるユーザの快適性を評価する方法、および多様なユーザの満足度を的確に表現する手法の検討を行った。さらに、ヒューマンエラー・マネジメント支援システムのネットワークを介したプログラム化を図るとともに、その利便性に関する検討も行った。栗田は、様々な開放型サービス空間にモデルの適用対象を拡げ、その正当性ならびに限界を実証し、そこから更なるモデル開発を行った。櫻井・篠沢は、開放型空間におけるユーザからの検索ニーズを満たす形式的記述方法の開発と試行を行った。稲田は、IE手法の開放型サービス空間への拡張・適用を実施している。特に,不特定のシステム利用者が,モノや情報のサービス提供を受ける空問において,システム内における問題(改善課題)発見を行うための分析手法を提案している。さらに,このフレームワークのもとで,システム利用者の利便性の観点から,システムを改善するための基本指針を考察している。
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