研究課題/領域番号 |
18310147
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
伊東 恭悟 久留米大学, 医学部, 教授 (50125499)
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研究分担者 |
山田 亮 久留米大学, 先端癌治療研究センター, 教授 (50158177)
由谷 茂 久留米大学, 医学部, 講師 (20279160)
野口 正典 久留米大学, 医学部, 准教授 (10140691)
坂本 菊男 久留米大学, 医学部, 講師 (70279222)
七條 茂樹 久留米大学, 医学部, 准教授 (30080592)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
18,310千円 (直接経費: 16,000千円、間接経費: 2,310千円)
2007年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2006年度: 8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
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キーワード | アレルギー・ぜんそく / ウィルス / 癌 / バイオテクノロジー / 免疫学 |
研究概要 |
当該研究は順調に進捗したと評価され、以下に概要を記載する。 1.癌関連抗原ペプチド:がんに選択的に発現するSART3抗原や転移がんに選択的に強く発現するlck抗原由来ペプチドのうちHLA-A3スーパーファミリー患者より細胞障害性T細胞(cytotoxic T lymphocytes,CTL)を誘導するペプチドを新期に同定した(Minami et.al., Cancer Immunol. Immunoth. :Naito他,Brit.J.Can. 2007)。 2.外来抗原ペプチド:C型肝炎ウイルス由来ペプチドのうちHLA-A3スーパーファミリー陽性患者よりCTLを誘導するペプチドを新期に同定した(Matsueda他,Cancer Immunol Immunotherapy,2007)。更にHLA-A2結合性CTLエピトープ(C35-44)がHLA-A3スーパーファミリー患者よりCTL誘導能を有することやその抗体測定がC型肝炎ウイルス感染の診断に有用であることも明らかにした(Takao他, Med. Mirobiol. Immunol. 2007)。 3.自己抗原ペプチド:新規の自己抗原ペプチドがHLA-A3スーパーファミリー陽性前立腺癌患者よりがん特異的CTLを誘導可能であることを明らかにした(Matsueda他, J. Immunotherpy 2007)。 4.総括:HLA-A3スーパータイプに拘束される特異免疫反応の分子基盤解明研究を2年間実施して多くの効果が得られた。それらは、これまでに報告されている成績とは、かなり異なる成績と思われ、HLA-A3スーパーファミリーに結合する分子のアミノ構造は多様性に富み、ペプチドの予測データプログラムソフトでは予測できない可能性が高いことが示唆された。
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