研究課題/領域番号 |
18320011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
樋笠 勝士 上智大学, 文学部, 教授 (10208738)
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研究分担者 |
荻野 弘之 上智大学, 文学部, 教授 (20177158)
佐藤 直子 上智大学, 文学部, 准教授 (60296879)
長町 裕司 上智大学, 文学部, 教授 (90296880)
O'LEARY Joseph 上智大学, 文学部, 准教授 (50235818)
川村 信三 上智大学, 文学部, 准教授 (00317497)
児嶋 由枝 上智大学, 文学部, 准教授 (70349017)
竹内 修一 上智大学, 神学部, 准教授 (60349016)
HOLLERICH Jean-c 上智大学, 外国語学部, 教授 (00276510)
村井 則夫 明星大学, 人文学部, 准教授 (20366917)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
8,250千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 1,350千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 美学 / 西洋中世哲学 / 新プラトン主義 / 教父哲学 / キリスト教思想 / 神秘主義 / 形而上学 / 芸術学 / 美の哲学 / 美学芸術学 / 中世哲学 / 美学芸術 / 西洋中世美術 / 新プラト主義 |
研究概要 |
本研究は、平成18年度から21年度にわたる4年間の研究計画により、西洋中世における「美」の概念を、とくに新プラトン主義の受容と変容という課題に絞って、歴史研究を行うものである。本研究の独創性は「美」の概念について、古代末期思想家プロティノスに始まる新プラトン主義美学思想が、西洋中世キリスト教思想にどのような影響を与えたのかを解明する点にある。その思想の影響系列は、「美」を「光」と関係づけるキリスト教の伝統的な形而上学思想の原型をつくりだし、また典礼芸術等の芸術現象に展開する文化的基礎となる概念形成にも展開している。さらに中世の神学思想における超越概念にも影響を与える基本思想にもなっていることから、美学研究のみならず西洋中世思想研究の基礎研究にとって、本研究課題は思想史研究上の大きな意義を有するものとなる。
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