研究課題/領域番号 |
18320024
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
吉田 一彦 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (40230726)
|
研究分担者 |
大山 誠一 中部大学, 人文学部, 教授 (90410670)
脊古 真哉 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 研究員 (20448707)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
6,550千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
|
キーワード | 日本思想史 / 神仏習合 / 最澄 / 天台宗 / 本地垂迹 / 文化交流 / 山岳寺院 / 神社 / 仏教史 / 比叡山 / 中国の仏書 |
研究概要 |
本研究は、日本の宗教、思想、文化を考察する上で重要なテーマとなる「神仏習合」について、日本・東アジア思想史の視角から研究したものである。神仏習合は、かつては日本国内で内在的に成立、展開した日本独自の宗教文化だと考えられてきたが、そうではない。日本の神仏習合は、中国の神仏の融合の思想を受容、導入して開始されたものであって、8世紀前期ごろからはじまり、中期、後期と流布、進展していった。本研究では、最澄および天台宗の思想・活動を分析する作業を中心に、中国の神仏融合の思想や宗教的聖地のあり方が、どのように日本に導入、受容され、発展していったのかを解明し、日本の神仏習合の歴史的展開の様相とその特質を明らかにした。
|